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平成22年度地盤工学会北海道支部賞受賞

平成22年度地盤工学会北海道支部賞の表彰が4月26日にホテル モントレイ札幌にて行われ、北海道支部賞を受賞しました。弊社にとって大きな励みとなり、さらなる資質向上に務めてまいります。

■論文名 自然由来による重金属等(ヒ素)汚染盛土の処理工法と溶出特性に関わる短期現場試験

■著 者 植松えり子 小口智久 松本勲 常松哲

■受賞者 植松えり子

■選考理由  平成20 年4月に土壌汚染対策法が改正され,人為・自然由来の区別無く重金属に汚染された土壌は規制の対象となった。重金属汚染土の処理については現場毎に様々な方法が実施されるものの,施工時の現場品質管理や施工後の地下水観測以外に詳細な効果の検証は行われておらず,耐久性・持続性について知見が少ない状況である.更に重金属処理に要する費用は増加の一途をたどり,経済的で安全な対策法の構築が社会的にも渇望されている。
このような状況のなかで,本研究は重金属汚染処理対策の有効かつ合理的・経済的な工法を見いだす目的で,自然由来重金属(ヒ素)汚染土を用いて盛土を造成し,現地発生土と不溶化剤を用いた10 タイプの処理工法について耐久性試験等を試みたものである。処理工法は実績のある混合工法,吸着工法に加え,経済性に優れた層状工法,吹付け工法と広範に試されており,盛土内からの浸透水の経時変化,盛土内の地温・含水率等の観測,耐久性試験後の盛土の重金属溶出挙動など実際の施工現場では得難い多様なデータを示した。特筆すべきは層状工法で,盛土施工時に汚染土だった土壌が,雨水の浸透で不溶化されるといった独自の工法を,理論のみならず実験で証明した点は評価に値する。
 以上のように本研究は社会的に注目されている重金属汚染土処理に関して提案する対策工法の有効性を示し,地盤環境工学上無視できない知見を提供していることから,地盤工学の発展に寄与するところが大きい。よって,著者は地盤工学会北海道支部賞を授与される資格があるものと認める。
(地盤工学会北海道支部平成23年度総会議案より抜粋)







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